現在は様々なインデックスファンドが市場にありますが、分配金がでるインデックスファンドはあまりありません。
そんな中、2024年12月にSBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)というファンドがSBIより売買されました。
今回はSBI・S・米国高配当株式ファンドについて、手数料や運用実績、注意点等を紹介していきます。
SBI・S・米国高配当株式ファンドとは
SBI・S・米国高配当株式ファンドとは、2024年12月20日に設定されたインデックスファンドです。
米国の株式を主要投資対象とするシュワブ・米国配当株式ETF(Schwab U.S. Dividend Equity ETF/SCHD)に投資することにより、主として配当等収益の確保および中長期的な値上がり益の獲得を目指します。(SBI公式の運用方針より)
委託会社はSBIアセットマネジメントであり、名前の通り広範囲の米国株式に投資し、分配金を年4回支払うように運用するファンドです。
最近できたファンドであり、オルカンやS&P500と比較するとまだまだパフォーマンスに難がありますが、今後の成長に期待できるファンドとも言えます。
なお、NISAでは成長投資枠でのみ購入できます。つみたて枠は使用できません。
手数料について
SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)の手数料は以下のとおりです。
- 購入時手数料:なし
- 信託財産留保額:なし
- 信託報酬(運用管理費用):年率0.0638%(税抜:年0.058%)
さらに、投資対象となるETFの信託報酬(年0.06%程度)を加えた実質的な信託報酬は、年率0.1238%(税込)程度となります。
一般的なインデックスファンドと比較して、少々高くなっていますが、十分コスパはいい方です。
分配金が出るファンドについて
多くのインデックスファンドは分配金は出ないことが多いのですが、このファンドは分配金が年4回出ます。
メリット、デメリットを説明する前に、分配金には普通分配金と特別分配金がある点を説明します。
普通分配金・特別分配金とは
まず普通分配金は、運用した利益から出ている分配金です。対して特別分配金は、ファンドが保有している預かり資産(投資家の投資残高)から出ている分配金になります。
簡単に言うと、普通分配金は儲けた分から出ているいわば湧き出たお金ですが、特別分配金は投資家全員の資産を収めた財布から出ていることになります。
分配金が出ることのメリット・デメリット
これを踏まえると、分配金が出るメリットは株式と同じように保有していると分配金を受け取れるため、継続的にキャッシュフローを得られます。
対してデメリットは、特別分配金が多くなると資産が目減りしてしまうという点が挙げられます。分配金は定額で支払われるため、収益が出ていないと特別分配金が多くなり、結果として資産は減ってしまうことが起こります。
基本的にインデックスファンドは分配金は再投資していることが多く、分配金としてはでませんがその分資産性を高めていくというメリットを享受しています。
このメリット・デメリットを理解したうえで、投資の可否を判断しましょう。
ファンドの実績

2025年4月3日現在だと、トランプ政権の施策の関係で下落しています。しかし純資産高は上昇し続けているため、今後の成長に期待できます。
SBI・S・米国高配当株式ファンドのまとめ
今回はSBI・S・米国高配当株式ファンドについて紹介しました。
分配金が出るファンドは、通常のインデックスファンドと比べるとメリットとデメリットが違うため、違いをしっかりと理解したうえで投資していく必要があります。
SBI証券に口座を持っている方は、検討してみてはいかがでしょうか。
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