今回の記事は、私が前年までのNISA(旧NISA)の投資成績を公開する記事となります。
旧NISAの制度については、こちらの記事にも書いています。
私が使用した旧NISAは一般NISAで、1年で120万円(5年間)まで株式・投資信託に非課税で投資していました。
非課税枠で運用した成績は、結論から言うと利益を出せていました。
旧NISAの投資成績
SBI証券から、前年の旧NISAの成績を公開します。
投資額は100万円で、元本はこの時期変えていません。
旧NISAは1年で120万円まで非課税にできる制度であったため、おおよその年についてギリギリまで投資額を使っています。
なお2023年の時価評価額については、旧NISAで銘柄をホールドしていましたが、この日売却しています。
基本的にNISAは頻繁な売却をしない戦略が主流ですが、旧NISAは1年で可能な非課税枠がリセットされてしまう都合上、ある程度売買が多くなりました。
その上で、売却益が46万円程を5年近くで得ることができました。また、配当等は12万程を得ることができ、トータルで59万円程を得られました。
含み損の時期もある
最終的なトータルはプラスでしたが、2020年はコロナの影響もあり、一時的にはマイナス12万円の含み損がある時期もありました。
その時期は本当にしんどい時期でしたが、長く売らずにホールドし続け、プラマイゼロに近い範囲になってから売ることに成功しました。
その後はコロナ後の復帰の相場により、少しずつ相場が良くなっていき、2021年は20万円程プラスに売却益を出すことができました。
旧NISAでの投資成功の要因
4~5年の旧NISAでの投資は、客観的に見れば成功と言えると思いますが、要因としては以下の3つが挙げられます。
数か月毎にセクターを見直して売買した
投資銘柄の業種のことをセクターと言いますが、私はこのセクターをある程度絞りつつ、3~4ヶ月毎にどのセクターが良いかを考え、主に配当利回りが良いセクター(金融業等)を中心に売買を行いました。
結果的に、配当金は多くなりつつ売却益を稼げています。
含み損時に持ち続けた
コロナ禍の時は、前述のとおりマイナスの時期が7ヶ月程続き、とてもしんどい気持ちが続きました。
損切りも何度か考えたこともありましたが、ファンダメンタル分析を行っている優良財務企業に投資していたため、一時的な下落と考えられ、持ち続けることができました。
プラマイゼロくらいで資金を持ち越せたのは、本当によかったと思いました。
利食いのタイミングを考えた
コロナ禍を越えた状態で、利益をしっかり出せるタイミングが多くなった時期も、すぐに利食いせず、「10%~15%程利益を出せたら売却する」とボーダーラインを決めて売買をしました。
結果的に、少ない利食いを減らせていたと思います。
今後の戦略
上記の戦略は私自身の投資戦略としてしっかり確立できたものであるので、今後も継続していきたいと思います。
今後の戦略としては、新NISAに変わった今でも、安易な利食いや損切りをせず、ファンダメンタル分析を中心に長期的な目線を持って続けていきたいと思います。
まとめ:自分自身に合う戦略を見つける
今回は私の旧NISAでの投資成績を紹介いたしました。
過去の投資成績は、ネット証券なら履歴がしっかり残るため、見直してみてどれだけ利益を出せているか考察してみてください。
「この方法なら自分に合っている」戦略が見つかるかもしれませんよ。
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